土曜ドラマ「とげ 小市民 倉永晴之の逆襲」は、田辺誠一が演じる主人公の倉永晴之の身に起こる問題に対して、とにかくキレる様を描くドラマです。

ドラマの原作は山本甲士が執筆した小説「とげ」です。


原作小説「とげ」のあらすじと感想をまとめます。

また、「とげ」の派生作品についてもご紹介します。

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原作小説「とげ」のあらすじ

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主人公である倉永晴之は、南海市役所の市民相談室で主査(係長)を勤める男です。


「ワニ公園にワニがでた。」

市民相談室では市民からのクレーマー対応に追われます。


役所内ではたらい回しを受け、散々な毎日を送る晴之。

上司の逮捕、他部署の職務怠慢、晴之へのセクハラ疑惑・・・・・・

彼の身に起こる問題は職場だけでは留まりません。

子どものいじめ、妻の飲酒運転、自宅への嫌がらせなど様々な問題が晴之の身に起こります。


「お前、係長の分際で何様やと思ってるんや。」


ある日、晴之は市長と揉め合いになり、市長が晴之を押し倒す傷害事件が発生。

この事件をきっかけに、市役所や晴之の身の回りが大きく変化していき、物語の最後には、彼の身にどんでん返しの結末が待ち受けます。

原作小説「とげ」の感想

主人公である倉永晴之の身にとにかく色々な問題が起こります。

しかし、晴之が問題に対して柔軟かつ前向きに取り組む姿勢、そして解決に挑む行動力はどの時代でも求められる人物像だと思いました。


実際に行政で働いていて「とげ」を読まれた方から、小説はフィクションと謳っているが人間関係の嫌らしさなど共感できる場面も多い、といった声もあります。

問題が起こりただ不満を爆発してすっきりするだけでなく、人間模様をうまく描き、読者にも考えさせられる素晴らしい小説です。

「どろ」「かび」に続く「とげ」

土曜ドラマ「とげ」の原作小説である山本甲士著「とげ」は2005年3月に小学館より発刊されました。

実は「とげ」は三部作となっており、「どろ」「かび」と続き、最後に「とげ」となります。

三部作ではありますが、どの物語も主人公は異なりますが、三作とも「とげ」の主人公のように“巻き込まれ型小説”となっています。気になる方はぜひ、読んでみて下さい。


山本甲士という名前ではあまり知られていませんが、彼が手掛けた小説には映画「ALWAYS 三丁目の夕日」シリーズがあります。

昭和を描くほんわかストーリーに心が落ち着きますね。

まとめ

土曜ドラマ「とげ 小市民 倉永晴之の逆襲」の原作小説「とげ」に関してまとめました。

主人公倉永晴之の身に、とにかくいろいろなことが起こります。たらい回しを受ける様は社会を生きるサラリーマンの方には共感していただけるのではないでしょうか。


気になった方は、ドラマ「とげ 小市民 倉永晴之の逆襲」と併せて読んでみてはいかがですか?

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