米倉涼子さん主演のドラマ『ドクターX~外科医・大門未知子~』。

10月28日に放送された第3話は、これまでの大門未知子とは違う一面が見れる回となっていました。

また、吉田鋼太郎さん演じる西園寺外科部長が未知子より強い女性とやり取りするところも見られ、見どころ満載なのは相変わらずといった第3話でした。

そんな『ドクターX』第3話のあらすじと感想をまとめてみました。

ネタバレもあるので注意です。

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第3話のあらすじは?米倉涼子と松下由樹の再共演!



テレビ朝日

財布を拾ってくれた大門未知子(米倉涼子)を訪ね、須山三佐江(松下由樹)という女性が「東帝大学病院」にやって来た。三佐江は財布のお礼に、最高ランクの人間ドックを予約するという。しかし、「東帝大」で最高ランクの人間ドッグは超VIP待遇の3日間コースで、とてつもなく高額だ。副院長の久保東子(泉ピン子)は、素性のよく分からない三佐江の予約を勝手に入れた未知子に激怒! 三佐江が支払いを怠る可能性も考え、後見人となって責任を取るよう命じる。

 未知子は困惑しながらも、外科部長・西園寺猛司(吉田鋼太郎)とともに、三佐江の病室へ。ところが、三佐江の顔を見た西園寺は思わず硬直する。彼女は、西園寺が20年前に胃潰瘍のオペを担当した患者であり、しかも元愛人だった…。

 その矢先、さらに驚きの事態が発生する。検査の結果、三佐江の体内に大きな腫瘍らしき影が見つかったのだ! それは天才外科医の未知子をもってしても、開腹してみなければ正式な病名が分からない、前代未聞の大きさだった。しかも開腹してみると、とんでもない事実が判明する。大きな影の正体は一体…!? 思わぬ事実の発覚に慌てた蛭間は、西園寺の過去の医療ミスを確信し、手術中止を命令。結局、オペは取りやめになってしまう。

 納得のいかない未知子は、病院側の意向をよそに、三佐江に真実を告げることに。ところが、どういうわけか三佐江は怒るでもなく、笑い出し…!? 計り知れない三佐江の真意…。そんな中、患部の画像を改めて精査した未知子は、戦慄の表情を浮かべる――!


以上が第3話のあらすじです。

正体不明の大きな影は、なんと20年前の医療ミスで三佐江の体内に残されたガーゼだったのです。

過去の医療ミスの発覚を恐れた蛭間医院長が、オペの中止を指示しました。

その後、未知子が再度調べてみると、そのガーゼの裏側には今にも破裂しそうな仮性大静脈瘤があったのです。

今までこれが破裂しなかったのは、ガーゼがくっついて守っていたからでした。

その事を知ってしまった未知子は、このままにしておくわけにはいかないとガーゼと仮性大静脈瘤の摘出を同時に行なう事にしたのでした。


結果としては、手術は大成功を納め、高額な報酬を貰うといういつも通りの展開でしたが、第3話は西園寺外科部長の人間関係や人となり、そして未知子と蛭間医院長の関係などに注目できるヒューマンドラマが隠されている内容でした。


ちなみに、大物女優の米倉涼子さんと松下由樹さんが共演したのは、今回が初めてではありません。

2006年に放送されたドラマ『不信のとき~ウーマン・ウォーズ』で共演をしていますが、その時も松下由樹さんは愛人役でした。

米倉涼子さんは本妻役でしたが、当時の二人のイメージは米倉涼子さんが妖艶なイメージで、松下由樹さんが真面目な正統派というイメージだったので、このイメージが真逆になるキャスティングはかなり話題となりました。

今までと違う未知子が第3話では見られる?

これまでの未知子は、手術中にどんな反対意見があっても強引に手術を続けていましたが、今回は力尽くで手術室から追い出されてしまいました。

今までにない展開に驚きましたが、結果としては手術を続けていたら、ガーゼの裏側にある仮性大静脈瘤が破裂して三佐江が死んでしまうところでしたので、結果オーライといったところでしょうか。

前回の第2話でもそうでしたが、まるで未知子が失敗したようなストーリー展開を見せておいて、最終的には患者を助けて報酬もしっかりもらういつもの流れなんですが、なぜかやっぱり見てしまう、そんな面白さがあるんですよね。

特に、病院側は自分たちの名誉だけを考え未知子は患者の事を守る事だけを考えている、この思想の対比の描き方が毎回面白いんです。

今作品の舞台は大学病院ですが、そこに君臨する蛭間医院長の絶対的な力と、手術では失敗した事のない未知子の腕、そして日本の大学病院を建て直したい久保副委員長の頭脳が激しくぶつかり合い、そして下克上が繰り返される、それがこのドラマを面白くしている秘訣なのかもしれません。


三佐江の決意は女の怖さの表れ?

未知子が三佐江に病状の告知をしに行った時に、二人の会話の中に女性の力強さを感じました。

所々に男性に対して決して屈しないという意思が表れた会話があり、「女ってやっぱり怖いな~」と感じた男性も多かったのではないでしょうか。


二人が病室で会話している時に、西園寺外科部長が病室の外でオドオドしている時や、オペ後に告発されるかもしれないと蛭間医院長に泣きついた時などは、西園寺外科部長がとても小さく見えましたね。

しかも、医療ミスの口止め料として蛭間医院長に用意してもらった500万円の小切手を三佐江に渡そうとしたら、逆に2000万円の小切手を渡され「都知事選に出馬するから、あなたの愛人だった事は誰にも言わないでね」と口止めされてしまったりと、なんだか情けない西園寺外科部長でした。

「過去のつまらない男」と言われてしまった西園寺外科部長ですが、いろんなものに恐れているような、なんとも言えない表情が面白かったですね。

その分、三佐江の女性の強さと怖さを引き立てていましたが、そんな西園寺外科部長が今後挽回する日は来るのでしょうか。


それにしても、ネットでも話題になっていましたが、女性で都知事選に出馬するなんて小池百合子さんを意識したように見えてしまいますね。

小池百合子さんに、このような過去はありませんが、強い女性という印象は共通しているような気がします。



噂が広まる早さは秒速!?

今回の西園寺外科部長の医療ミスや不倫の話は、久保副委員長が箝口令を引いたにも関わらず、瞬く間に院内に広がりました。

噂話というのは、結構あっという間に広がったりするんですね。

これはドラマだからなのか、現実の病院でも同様なのか、後者だとするとオチオチ入院もしていられないなと思いました。

学校でも会社でも同じだと思いますが、人がたくさん集まって日常的に同じメンバーで過ごすような場所では噂話が出回りやすく、病院もまた然りなのでしょうか。

だとしたら、怖いですね。


しかし、毎回のように未知子が勤務する病院はいろんな事件(?)が起こるので、入院したくないと思ってしまいます。

でも、手術するなら未知子先生に執刀してもらえたら安心ですよね。

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まとめ

『ドクターX』を見ていると、立場や役職によって考えている事や守りたいものなどが全然違うと言う事を改めて思い知らされます。

病院も慈善事業ではないですから、経営をしていかなければ成り立ちませんので、当然、医院長は病院経営の事を優先して考えます。

部下達は自分の立場を守るために医院長の機嫌を損ねないよう必死です。

そんな中で、本当に患者の事だけを考えて行動する未知子のポリシーと、大きな大学病院でたった一人、患者の為に立ち向かう力強さにはいつも心がスカッとして勇気をもらいますよね。